認知行動療法とは
認知行動療法は、認知療法と行動療法を組み合わせた精神療法です。認知行動療法では、人が抱えている環境問題、行動問題、認知の問題、感情や情緒の問題、身体の問題、動機付けの問題などの問題点に対して、自己理解を深め、その問題を整理し、合理的に解決していく治療法です。
認知行動療法では、症状や問題を解決するために、問題を理解、整理してセルフコントロールしながら解決していきます。この解決に有効なものが、セルフモニタリング法というものです。セルフモニタリング法は、習慣的に行っていることを記録して、客観的に理解しようとする方法で、自分自身の問題発見の手助けとなります。